2)パニック障害


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こんにちは、アユムです。

 

はじめましての方はまずこちらをご覧になってください。

https://ayumu-no-ayumi.hatenablog.com/entry/2020/08/30/162855

 

こちらは前回の記事の続きになります。

 

~就職活動~

 

2年間続けたコンビニ夜勤を辞め、夕方勤務に変更してもらいました。

 

その環境の変化があったからか、ピークの頃に比べると症状は少し和らぎました。

 

それでもまだ吐き気や、吐いたらどうしようという不安感は感じながら生活していました。

 

実際に吐いたことはないんですけどね。

けどそれが余計に怖いんです。

 

そんな状態でも就職活動の時期がきてしまいました。

 

 

僕はこの頃から電車に乗ることが好きではありませんでした。

閉鎖空間で吐き気を感じることが恐怖だったからです。

 

しかし就職活動は電車移動が多く、常に不安を抱えたままでした。

 

そんな状態が長く続いたせいか、メンタルが弱っていたのかもしれません。

 

ある日電車に乗っている時に、突然今までに経験したことのない速さで心臓がバクバクし始めたのです。

 

はじめなんだこれ!?と思い、次第にしんどくなりしゃがみこみました。

完全にパニック状態です。

途中下車してベンチに座り、ひとまず水を飲みました。

するとスッと動悸はおさまり、事なきを得ました。

 

(後で調べたら頻脈というそうです。

止め方は水を飲んだり、胸部に力をグッと入れたりしたら治るそうです。

その後は頻脈が出た時は胸部に力を入れて止める技をマスターしたので、発生しても落ち着いて対処することができました。)

 

その出来事があってから僕はさらに電車に乗ることが恐怖で、通学はバイクで通うことにしました。

 

念のため大きな病院で心臓を見てもらいましたが、特に異常はありませんでした。

 

今振り返ると、パニック障害になっていたのだと思います。

 

 

就職活動は当時売り手市場だったので、意外とあっさりと決まってしまいました。

それでも面接の時なんかは見えない所で吐き気を止めるツボを押しまくったりしながら耐えてたのですが…

 

僕は地元の会社で技術者になることが決まりました。

 

先の不安があったのでしょう、終わったらすごく肩の荷が降りました。

社長にうちに来てくれと言われた最終面接の帰りでは泣きながら車を運転したのを覚えています。